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Seedamm Plaza内
レストランNippon Sun
（シュヴィッツ州、PFAFFIKON）

　

　チューリッヒから湖岸を東へ進むと両岸を結ぶ橋が架かっています。橋の南岸がシュヴィッツ州のPFAFFIKON。このプフェフィコンの湖岸近くに昨年夏Seedamm Plaza という４ツ星ホテルとガストロノミックなレストランを備えたコングレス・セミナー用の多目的センターが誕生しました。

　Swisscom社の社員研修のために大規模な研修センターとして計画されたものですが、最大規模500人を収容できるホールを始め、最新のテクニックを駆使したインフラストラクチャーを備えた50にのぼるセミナー用ルームがあり、大小自在なセミナーができるセンターとして一般にも貸し出されています。

　４ツ星ホテルとして、フィットネス・ルーム、サウナ、ソラリオム等、セミナー参加者、宿泊者がリラックスできる設備が完備しています。

　中でも際立つのが日本料理レストラン、NIPPON SUN。 寿司、さしみを始め、本格的な日本料理のメニューが揃っている。このNIPPON SUN で腕を振るっている板前さんが、丸尾秀博さん（写真）。丸尾さんの名前を聞いて、「えっ？！あの丸尾さん？」と思い当たる方も多いはず。

　丸尾さんは、日本で『江戸前』の修行を積んだ後、ヨーロッパへ乗り込んできました。パリを皮切りに、ベルギーを経て、ベルン駅前のホテルSchweizerhofへ引き抜かれ、ホテル内の寿司レストラン大和（当時）で７年間腕を振るってきました。その時代から丸尾ファンが多く、彼の握るお寿司を食べに来る常連客が多かったと言います。その後、ザンクト・ガッレンの Walhallaホテルの寿司バーで５年仕事をした後、今年の春からNIPPON SUNで調理場を預かっています。

　ちょうど記者が取材で訪れたときにも、丸尾さんの常連客が、ザンクト・ガッレンからわざわざ丸尾さんのつくる寿司、さしみを食べに来ていました。

　「寿司、さしみをメイン・ディッシュにして、本当の日本料理を味わって欲しい。」と、ぼくとつに語る丸尾さんは、根っからの板前さんの雰囲気。開店して、日が浅いので、まだまだ日本人のお客さんが少ないとのことで、「ぜひ、日本人のお客さんにもおいでいただきたい。腕を振るって、絶対にがっかりさせません。」と語ります。

問い合わせは、下の案内をご覧ください。
あらかじめ予約をしてお出かけになることをおすすめします。

「注）文中にあるシェフ丸山さんは、退職されました｡」

SEEDAMMSTR. 3, CH-8808 PFAFFIKON SZ
Tel. +41 55 417 17 17
Fax. +41 55 417 17 18
E-mail : info@seedamm-plaza.ch
Internet : www.seedamm-plaza.ch